「セカチュー」の聖地巡礼

自分の密かな趣味の一つは、「聖地巡礼」
もう十数年前から、映画のロケ地やアニメの風景となった場所を、出張や旅行の合間に巡るのが楽しみのひとつになっています。
最近では、コンテンツツーリズムと呼ばれ、インバウンドや地方活性化の為の観光資源にもなっているようですね。
昔は風景を探しながら写真を撮っていると不審者に思われそうで不安だったのですが、最近は一般に認知されつつありますね(苦笑

先日、故郷の香川に行った際、飛行機の搭乗時間まで少し余裕があったので、レンタカーを借りて香川県高松市の庵治町(あじちょう)へ
この地は、2004年に公開された、行定勲監督の「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケが行われた場所
「セカチュー」と呼ばれ、公開年の邦画興行ランキング1位。
長澤まさみさんの出世作ですね。
この作品で、日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞していますね。

『世界の中心で、愛をさけぶ』は、日本の小説家・片山恭一の青春恋愛小説である。小学館より2001年4月に刊行。通称「セカチュー」。 2004年以降、漫画化・映画化・テレビドラマ化・ラジオドラマ化・舞台化されている。

 ウィキペディア

桜八幡宮と宮ノ下橋 長澤まさみ演ずるアキが座っていた石段

まず最初に向かったのでは、主人公の二人、サクとアキの通学路にある神社と赤い欄干の橋
お店はすでに閉店していましたが、映画のシーンの趣はそのまま残っていました。
長澤まさみが座っていたのは、石段のこの辺だろうか?と想像するのが楽しい。

街中でロケ地のガイドマップを発見しました。
写真と共に、かなり詳しく撮影場所が記載されていて、ロケ地探しがかなり楽になりました。

次に向かったのが、劇中でも印象的なシーンとして登場した、王の下沖防波堤
釣り人が数人居るだけの、静かに海を眺められるスポットでした。

つい叫びながら走り出したくなります・・・w

この防波堤からしばらく歩いて、鳥居の階段を登ると、主人公の二人が写真館の重蔵の初恋について話しをしていた、ブランコが
漁港を見下ろす風景も劇中と同じで、壮観です。

皇子神社の鳥居
階段を登ると、漁港を見下ろすブランコが

そろそろ時間が無くなって来ました。
劇中の写真館が復元されている、「純愛の聖地 庵治・観光交流館」へ
隣の別棟では写真展。主人公のサクが乗っていたスクーターが展示されていました。
館内でカフェが営業中でしたが、搭乗の時間が迫っていたので、後ろ髪を引かれながらも飛行場へ

柴咲コウが雨宿りする写真館
映画の撮影の際には、直ぐ近くの交差点にセットが組まれていたようです。
カフェが営業中
主人公サクが乗るスクーターが展示
写真はWikipediaより

そして最後が高松空港
劇中で最も印象的な台詞、主人公サクの「助けてください!」
撮影場所が何処だか特定出来無かったのですが、もしかしてレイアウトが撮影当時と変わっているのかも?

慌ただしい巡礼となってしまいましたが、重要なシーンのロケ地は一通り見学出来たので、十分満足でした。
香川は自分の故郷でもあるので、婆さまの墓参りの帰りにでもゆっくりと立ち寄りしてみようかと思います。

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