「2001年宇宙の旅」IMAXリバイバル上映

「2001年宇宙の旅」
50年前に初めて公開された、言わずと知れたSF映画の金字塔
この映画が後の映画作品や監督達に与えた影響は計り知れず

画像はHUMAXシネマズHPより

「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督が率先して70ミリフィルム版の復元の指揮を取ったという

クリストファー・ノーラン監督「2001年宇宙の旅」70ミリフィルム版を監修

70ミリフィルム版はカンヌ映画祭も先日の東京での上映会も観そびれたので、
IMAX上映の初日に成田の映画館へ

成田山で旅の安全祈願(笑

何故わざわざ成田まで?
やはり宇宙の旅に出るのなら、世界への玄関口である成田でないと・・・

というのは全くのこじつけで、関東近県では成田HUMAXシネマズがスクリーンサイズが最大なのです
日本一は、大阪のエキスポランドにあるスクリーンだったかな。
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は大阪出張のついでに観に行きました。
さすがに今回は大阪まで行く予定も余裕も無かったので、クルマで1時間30分かけて成田まで

いやはや、噂に聞いていましたが、ここのスクリーンデカイ!
まるでビルの壁面を見上げているかのよう。
iPhoneXのカメラでは画角に収まりきらない
このデカイスクリーンを前から5列目の席で観ると、視界全てがスクリーンに覆われる。
やはり成田まで足を運んで正解でした。
品川プリンスのスクリーンもかなり大きいけど、視界いっぱいにするには一番前の席になってしまい首が痛くなりそうw

「2001年宇宙の旅」前回のリバイバル上映は、映画の舞台となる2001年が最後
自分も劇場で観たのはその時が最後。もう17年も前になるのか・・・
十代の頃から作品は観ていたので、それまではTV放送かレンタルビデオで小さな画面でしか観たことが無かったので、初めてスクリーンで観た時は感動に震えるしか無かった。
しかし初めて劇場で観たのは何時だったのだろう・・・記憶が曖昧
1978年のリバイバル時は小学生だったので、その後に名画座で観た気がする・・・

今回、改めてIMAXで観ると、画面の大きさもさることながら、音響効果も相成って感激が言葉にならない。
猿が骨持って叩いているシーンにさえ感動で涙が出てくる
宇宙船のシーンなど、アポロが月面に着陸した以前に作られたとは思えないリアルさには、毎回驚かされます。
さすがに光学合成の僅かなズレとか、昨今のCGを見慣れてしまうと気になってしまうのだけれども・・・(苦笑

しかし、DVD&ブルーレイあわせて、7〜8回以上は観ている筈なのだが、寝ないで最後まで観た事が一度も無いw
案の定、今回も途中で何分間か寝落ちしてしまった・・・
美しい映像と音楽でどうしても気持ち良くなってしまうのですよ・・・

そして、抽象的且つ観念的なラストシーンは未だ良く理解出来ていない。
でも、原作のアーサー・C・クラーク曰く、

「もし、この映画が一度で観客に理解されたら、我々の意図は失敗したことになる」

という事なので、自分の読解力で理解出来無いのは仕方が無いのである。
この映画は物語を楽しむというよりも、正に体感する映画

まだ観たことが無いという方は、人生で初めての宇宙体感を経験することが出来る筈です。
レンタルビデオではなく、大きなスクリーンで観ることを絶対にオススメです。

IMAXのリバイバル上映は10月19日から11月1日まで2週間限定とのこと
お急ぎください

1978年のリバイバル上映時のパンフレットをゲット
ちょっとプレミア付いて高かったけど、良い記念になった

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